私はね、自分自身を客観的に見ることができるんです。

タイトルは退陣表明の記者会見での、記者からの最後の質問に対しての福田首相の回答から。

このときムキになって答えた福田首相の表情は噴飯ものでした。
塩野七生氏の作品を読んだことがある方ならご存知かもしれませんが、やっぱり福田首相も「見たいと思う現実しか見ない」人だったのでしょうか。

「昨年私は、安倍前総理からバトンを受け取りまして……」
そして辞め方もその安倍前首相と同じく、突然の政権の投げ出し。6月にはG8の議長国としてサミットを仕切り、その後内閣改造を行い、しかも「さあ、これから国会だ」というときの辞任表明。年金や医療、所得格差など問題は山積みなのに、これでは無責任以外になんと言えばいいのでしょう。

次が誰になるにせよ、安倍、福田と続いて選挙の洗礼を受けない内閣が続くことには変わりありません。かといって、この首相交代劇で解散/総選挙は当分行われないでしょう。まさに自民党と公明党の与党内部での政権のたらい回し。野党支持だろうが与党支持だろうが一般の庶民感覚から見れば、この状況がおかしなことにすぐ気がつくと思います。

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